WindowsやOfficeなどで有名なマイクロソフト。
日本マイクロソフト株式会社で社長就任から社内改革を進め、創業以来最高の業績を成し遂げたのが現・代表執行役会長を務める樋口泰行さん。
そんな樋口さんから「リーダーにとって必要なこと」を学びたいと思います!
確固たる信念があってこそ、共感が生まれる
樋口さんの考えるリーダー像とは
「働いている人を共感させる事が出来る信念を明確に打ち出せる人」だそうです。
仕事である以上、お金のために働く一面は当然ありますが、お金だけではいいパフォーマンスは期待できません。リーダーが周りを引っ張っていくためには共感できる信念や軸といったものが必要となります。そういったブレないものができた時にみんなが一丸となって最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
自分の弱みを知って改善する
「成長において自分の弱みを見つけ、改善していかなくてはならないのは、組織であっても、個人のキャリア形成であっても同じです。」
もちろん職種によっては強みを伸ばしていく事が大事な部分もありますが、
リーダーとして組織全体をマネジメントしていくには、自分の弱みを知って補強していかねばなりません。
マネジメントする上で「あれもこれも分かりません」では通用しません。
最終的には会社の業務全てを理解できるレベルが必要になるので、自分が分からない事はどんどん経験を積んで改善していきましょう。
人間力を磨く
もう一つリーダーに必要な事として
「人間力」が挙げられます。
人の成長を喜んだり、伸び悩んでいる人がいたら手を差し伸べてあげる。
そういった「人に対しての感受性」を養っていく事で人間力は磨かれていきます。
この人間力は顧客の求めるものを常に感じる事へと繋がります。
盲目的に顧客の要望に応えることは出来ませんが、企業の成長とニーズのバランスを見極めてこそリーダーの資質があるのではないでしょうか。
集団のリーダーとなるには、日頃から自身の成長を意識して過ごし、周りから共感されるような人物を目指すことが大切なようです。
今後チームを引っ張っていきたいという方は、樋口さんの言葉を参考にしてみてはいかがでしょう。