第14回目となる今回はWEBサイト『となりのヤングジャンプ』で連載中、アニメ化も決定している漫画作品
『ワンパンマン』のサイタマから学んでいきたいと思います。
【漫画のあらすじ】
以前に紹介した
『モブサイコ100』の作者ONE氏が原作を務め、『アイシールド21』の作画をされた村田雄介氏が作画を行っています。
あらゆる敵をワンパンチで倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のギャグ系アクション漫画。
職活動に行き詰る青年・サイタマは、ある日街で暴れていた怪人から顎の割れた少年を救う。
その際、「ヒーローになりたい」という幼き頃の夢を思い出し、就活を辞めてヒーローになる事を決意。
3年間の懸命なトレーニングの末、彼はどんな敵でも一撃で倒せる最強の力を手に入れるが、その代償として頭髪全てを失う。
しかし一撃で決着が付くということから戦いに対する緊張感などを失い、ヒーローになった現在でも無気力な日々を送っていた。
圧倒的な努力の末に、圧倒的な力を手にした最強の主人公、サイタマから「オトコマエ」なポイントを分析していきます!
「腕立て伏せ100回上体起こし100回スクワット100回そしてランニング10km これを毎日やる!!! 」
○オトコマエポイント
いきなり各100回もトレーニングを行うことは難しいかもしれませんが、10回であろうが100回であろうが、
毎日やるということがいかに難しいことでしょうか。
シンプルなトレーニングでも、ずっと続けていれば、かならず成果として現れる。それを体で表した存在がサイタマです。
トレーニングでも本を読むでも、どんな些細なことでもいいので、何か「毎日やる」ことを決め、それだけは欠かさずに行う。
これだけで、自分に「芯」ができ、継続力を身につけた男前へと成長するのではないでしょうか。
「自分で変われるのが人間の強さだ!」
○オトコマエポイント
これは、生物を進化させ強靭な力を求めようと研究をしている科学者に向かって放ったセリフ。
科学の力などで手に入れた力は、所詮ドーピングのようなもの。上辺だけの強さしか得ることはできません。
自分自身の力で、上記のようなトレーニングをすることで、心身共に鍛えることが出来るのです。それこそが「人間の力」なのではないでしょうか。
大事なのは心の強さ。簡単に得られた力は、簡単に失ってしまいます。
成果はすぐには見られないかもしれませんが、コツコツと小さな一歩を重ねていき、少しずつ強くなっていく方が男前と言えるでしょう。
「ヒーローなめんじゃねーぞこの野郎!」
○オトコマエポイント
サイタマの凄いところは、「強さに溺れない」ところです。
大抵の人は強さや権力、お金などを人よりも手にしたとき、それを行使したり横柄になってしまいがちです。
しかし、サイタマは圧倒的な力を手にしても、そんな力に溺れることなく「ヒーロー」であることを一貫しています。
この漫画内では「ヒーローランク」というものがあり、ヒーロー達がランキング付けされています。
それによってランキング争いや派閥争いが起こったりしているのですが、サイタマは気にもしません。
サイタマはヒーローランクが最初は低かったのですが、そういったヒーロー同士の争いのせいで、一般人が危険が及んだ時、こういったセリフを叫びます。
ランキングが上位のどんなヒーローよりもヒーローらしく、男前なのです。強さを手に入れた時にこそ、真の男前になれるかどうかの真価が問われますね。
まとめ
サイタマは「努力」しすぎて、常人ではたどり着けない領域にまで強さが極まってしまい、一種の「孤独」を感じているキャラクターです。
そんな彼だからこそ、放つ言葉に重みがあるのだと思います。
まずはサイタマを見習って、何か「毎日やること」を見つけましょう。
その些細な何かを積み重ね、自分自身の手で成長し、強さを手に入れても慢心することのない、心身共に強い男前を目指したいですね。