上にのっかる目玉焼きが食欲をそそるBEN風タコライス￥800

シンプルなベイクドチーズケーキのマルチーズ￥400などデザートも豊富

ミナミへの入り口･南船場は、北側にオフィス街、南側に繁華街を有し、昼はサラリーマンやOL、夜はカップルや若い人たちで賑わう大阪有数のおしゃれスポット。そんな昼と夜がミックスされた街にいいお店はつきもので、南船場には多くのカフェやバー、レストランや料理屋が集まり、一大グルメスポットともなっている。そんな南船場で、最寄の地下鉄各線心斎橋駅から長堀通をひとつ路地に入った静かな場所にあるのがこちら「BEN」。通りから見えるオレンジ色が鮮やかな階段を目印に中に入ると、木の暖かみをふんだんに利用した手作り感溢れる店内が出迎えてくれる。どことなく漂う異国情緒に、入っただけで胸が躍るようなお店だ。

「ゆっくりでまったり、お客様にのんびりと過ごしていただけるようなお店作りを心がけています」とは店長の加藤真司さん。確かに、店内には街の喧騒をよそに時間がゆっくりと流れているかのような静かな空気が満ちている。そしてふと見ると…様々な玩具や雑誌がところ狭しと飾られ、雑貨店にいるかのような楽しい気分にさせてくれるのだ。ここに集まる人々が、20代〜30代のOLを中心に9割が女性だというのもうなずけるお店作りで、お客さんからは「落ち着く、癒される」などの感想が多いのだとか。座席数は30席で、テーブルが3つにカウンター10席、そして2つの座敷席があるというのも、居心地の良さを味わえて大好評だ。

そんな同店で楽しめる料理はというと、パスタやタコライスなどオリエンタルなメニューたち。一度食べるとまた食べたくなるという「BEN風タコライス（800円）」はちょっぴりアジアンテイストに炒めたミンチをのせた、ボリュームたっぷりなメニュー。さっぱりした鶏肉とレモンの風味を活かしたあっさり味の「鶏肉とレモンのクリームパスタ（700円）」や、ガーリックとベーコンと野菜を使ったピリ辛味の、その名も「男のパスタ（700円）」など種類も豊富だ。そして加藤さん一押しのオススメ商品が「オムライス（800円）」。とろとろ卵の舌触りと特製トマトデミグラスソースがたまらない逸品。

「友達のうちに遊びに行くような感覚でご来店ください。アットホームな雰囲気でお出迎えします。お近くに来た際には是非どうぞ！」と加藤さん。ランチでもディナーでも、一度訪れればあなたもきっと「BEN」のトリコ！